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先日、茨城の僻地へ小旅行をした。目的は、世界最古の聖典と称される『竹内文書』を伝承してきた神社で祭りを見ること。長くなるので、この場でその文献については語らず。ご存知ない方は、下記を参照して下さい。とにかく壮大な内容です。この内容を信じようと信じまいと、非歴史的ながらも歴史的ロマンを感じさせるのは事実です。さて、その神社へは、春季例大祭に合はせて何とか行きたいと思つたものの、あまりに不便な場所にあつた。そこで、車を持つてゐる友人を探した。しかし、「車を持つてゐる」「竹内文書に関心がある」といふ2つの条件を満たす友人は中々見つからなかつた。ところが、何気なくそんな話を父親にしたら、意外にも乗り気になつた。父は、この手の本が大好きなのであつた。更に知人2人を巻き込み、茨城へと旅立つた。それでは、その祭りがどれだけ盛大であつたかといふと、言はずもがな。祭りは本殿の中でのみ行はれてゐた。新参者4人にはとても中に入れない雰囲気であり、外でひたすら待つてゐた。そんな時、この神社では4礼8拍手が行はれてゐることを初めて知つた。いくら待つても祭りが屋外で行はれる気配はなかつた上に、茨城へ来た以上あんこう鍋を食べなければならないといふ天命があつたので、祭りは諦める。「何をしにここまで来たのか」といふ思ひに捉はれるが、「あんこう鍋を食べにここまで来たのだ」と自分に言い聞かせる。途中、私が敬愛して止まない岡倉天心ゆかりの美術館で日本画を鑑賞する。あんこう鍋を食べた後、魚市場に寄る。どの魚も涙が出るほど安い。これでは魚達が可哀想だと思へる程安い。気がつくと、イワシとキス数十匹を箱で購入してゐた。更に市場を見渡すと、鯨を発見。それもスーパーのやうに切れ端を売つてゐるのではなく、ハムのやうな塊で売つてゐた。半ベジタリアンのやうな生活をしてゐる私であるが、鯨は偶に食べたくなる。特に、ベーコンは旨い。今、世間では鯨が注目されてゐるといふ。注目される原因は、捕鯨を妨害する連中の存在だ。こういつた連中は、撃沈してしまへと心底思ふ。彼らには、論理は一切通用しない。日本の水産庁は、真摯に科学的データを提示するが、全く意味をなさない。「俺達の意見は、絶対的に正しい。だから、お前たち野蛮人が俺達に意見することさへあつてはならない」といふ態度で一貫してゐる。かうであれば、我々も「鯨が旨いんだから仕方ないではないか。お前ら料理後進国の人間には、この味は一生分かるまい。けらけら。」と言つて対抗するしかない。事実、反捕鯨国の中心であるアメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリスといつた国の食文化は、驚くほど低水準にある。要するに、食文化先進国の日本が真摯且つ科学的に対応し、文化後進国の連中が情緒的且つ高圧的に対応してゐるのだから、今後も議論が噛み合ふことは絶対にないであらう。シーシェパードは轟沈せしめるに如くはない。国際情勢はさておき、私はどの鯨肉を買はうかと迷つてゐる時、奇妙な肉を発見した。それには、「イルカ」と書いてあつた。これを見つけた瞬間、「これは買はねばならない」との天命が下つた。そして、即座に買つた。鯨も欲しかつたが、イルカに心を奪はれた私は、今回はそれのみで満足した。神を追つて茨城へ行つたら、鯨に出会つた。そして、イルカ肉を買つた。なんて清々しい一日だらう。
どうでもいいけどボカロオリジナルっていい曲多いよね武義です。とある曲を聞いてたらSS思いついた。と言うわけで、絶賛締め切り間に合わない中なのですが、ってか、半分あきらめた(ェまぁ、とりあえず、完成に向けて頑張ってるラノベのネタで短編書いてみたり。いろいろ端折ったらワケワカランな出来になった(ォィとりあえず、今書いてるのはこんな感じの話ですよーみたいな感じで日記に乗せてみようかしらと。興味がある人は読んで感想もらえたらなと思います。一応本気は出した(何************************************************************************ イケナイ事なのは、ずっと久しぶりに会った姉はもう随分以前と変わってしまっていた。「変わんないわね、ホント」笑っているのに誰が見ても哀しそうにしている姉は僕を見てそう言う。「そんなことないよ」そう、そんなことはないのだけれど、僕は姉に出来るだけ、以前の僕のように返事をする。そんなことは、ないのだ。姉と離れ離れになった三年前、僕は姉がいなくなった理由ばかりを考えていた。前の日のケンカなのか、それとももっと別な特別なことが原因なのか、姉の“存在”がすっかり消えていた。初めは夢だと思った。姉の使っていた部屋は物置になっていて、そこに保管していた僕の古い日記には姉のことなど一言も書かれていなかった。まるで最初からいなかったかのように。そして、実際にいなくなっていたのだ。まず、母に聞き、幼なじみに尋ねて、父に問う。そして、「知らない」と皆が答えるのだ。それからは、姉を、姉が消えた場所を、理由を探した。誰も知らないし、僕が書いたはずの日記にも何も書かれていない。写真には僕しか映っていなかったし誰も姉のことを話さない。さがして、探して、捜して、僕は少しおかしくなったのだと思われた。それから、一年経ってから僕には姉なんていなかったと思いこむようにした。そして、姉のいない日常を過ごして、また一年経って姉を見つけてしまった。鏡を見て、双子だった僕たちはあまりにも似ている事に気がついてしまったのだ。それから、髪を伸ばし始めた。こっそりと女の子の服を集め始めた。化粧を覚えた。そして、予想通りに鏡の前に“姉”が現れた。僕はそれから自分でもそう思うほどおかしくなった。誰にも言えない、言えるはずがないことを繰り返して、そして僕はいつの間にか“姉”になっていた。体が変わったわけでもなく、世界が変わったわけでもなく、僕の心だけが“姉”になってしまったようだった。それからまたいろいろあったのだけれど、僕は“僕自身”を取り戻して、今姉の前にいる。その姉は、間違いなく本物だった。「姉さんは、その、カッコよくなった」僕は目の前の姉をもう一度てっぺんから足元まで見て思う。まるで男の人のようだと。もし、姉さんが僕と同じことをしていたのだとしたら、それはつらいことだったに違いなかった。「映も、少したくましくなった」そう言った姉からは少しの間だけ哀しさが消えて、照れたような純粋な笑顔だけが現れた。僕の好きな姉の笑顔だった。僕は姉が好きだ。それはたぶん“ライク”ではないと思う。それに気づいたのはずっと前で、はっきりとそう思ったのは姉が消えてからだった。だから余計に苦しかった。ドラマでは、小説では、漫画では、現実でもそれは絶対に結ばれないし、幸せになれない。もしかしたらあるのかもしれないけど、僕は知らない。だから僕たちは、せめて不幸にならないように、離れ離れになったのだと思う。それが僕の出した結論だった。この想いが僕の片思いなら、僕はそれでいい。でも、目の前の姉は僕以上に哀しそうだった。兄妹だから。多分同じことを考えているのだろうと思った。だから伝えたかった。せめて気持ちだけでも。沈黙が続いて、どうでもいいことで間をなくした。少しずつ、少しずつ、一緒にいなかった時間の出来事で距離を埋めて近づく。決心がつかなかったから。姉が言わないから。僕からは言えないから。ずっとあるようでないのかもしれないタイミングを待つ。それではいけないのだと決心したのは、空が赤くなってからだった。「あのさ、姉さん」僕は決心してそれを告白する。「……何?」姉の表情は柔らかい笑顔に見えて実は硬いものなのだと思う。きっと何を言おうとしているのかが分かるのだろう。「僕は」一度そこで言葉が途切れてしまった。それでも言わないと後悔することだから。僕は唾を飲んでそれから一気に言った。「僕は姉さんが好きだ」姉の目はすごく悲しそうに細められて、表情だけが笑顔を作っていた。「ありがとう」姉がその一言だけを絞り出すように言った。「あたしも、好きだから」声が震える。それはきっと姉の本心で、そして言葉の意味は僕と同じなのだと思う。「だから……」その先は続かない。続かないから「好きだ……」好きだから。「だから」三年前、僕たちは離れ離れになった。理由は変わらない。変わらないなら僕たちはこの後はきっと。「だから」繰り返し繰り返し、同じ言葉を続けて「好きだ」だから、付き合ってくれってことじゃない。「だから」だけど、今のままでもない。「好きだから」そうではなくて、恋人でも、兄妹でもなくて。「……いいよ」だからの続きは僕も姉さんもハッキリとは言わなかった。「いいよ」ただその返事だけを姉さんが、再開してからみた一番の嬉しそうな笑顔で答えてくれた。それから僕は笑う姉を前に泣き出していた。それから僕と姉はまた、多分ずっと離れ離れになった。会うことはないかもしれないけれど、僕たちは笑顔でまたねと言って分かれた。それでも、もういいのかもしれない。想いは伝わったからもういいのだと思う。僕と姉さんは、お互い好きだから。言葉にはしないけど“ライク”ではない。それがイケナイ事なのはずっと“知って”いた。今も“知って”いる。“知って”いるだけだ。だから、僕たちは“恋人”でも“兄妹”でもなくてずっと、いい“友達”になったのだ。************************************************************************ 思ったより長かった?(-д-;)短いのか?とりま頑張ってラノベ作家を名乗れるようになりたいですwこれ見て思いついた。曲名は「Just be Friend」